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第1装甲師団(ドイツ語:1. Panzerdivision)は、ドイツ連邦陸軍の師団のひとつ。ニーダーザクセン州ハノーファーに師団司令部を置き、隷下部隊をシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州、ニーダーザクセン州、テューリンゲン州、ノルトライン=ヴェストファーレン州およびバイエルン州に駐屯させている。 非公式名称として介入戦力師団(Division Eingreifkräfte)がある。 師団規模は2個旅団を基幹に直轄支援部隊を擁し、人員は約18,500人で現在のドイツ連邦陸軍では唯一冷戦時代の編制を維持している師団でもある。また、本師団は頻繁に介入戦力(:de:Eingreifkräfte)の主要構成要素部隊として指定される。これ以外に、ドイツが国家間連合軍を組織する場合、連合緊急対応軍団や第1ドイツ=オランダ軍団に配備される。 == 概要 == 本師団の基本的任務はドイツ連邦共和国の国際的義務の履行することにある。このため本師団は北大西洋条約機構および欧州連合の下部組織である、北大西洋条約機構即応部隊および欧州連合戦闘群に提供・配備される。これ以外には第1ドイツ・オランダ軍団への戦力提供や陸軍指揮司令部(:de:Heeresführungskommando)の指揮下で活動する事もある。 師団は任務に対応するため訓練を監督する。さらに、大災害対処や予備役兵の提供も含まれる。多国間軍事作戦のため、平和維持活動などに参加できるよう部隊は最適化され、師団は良質な装備や資材をもって、機動性の高い装甲車両や火力を迅速に提供できる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第1装甲師団 (ドイツ連邦陸軍)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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